La Maison de Ane ろばの家


ハーブ、アロマ、おいしい暮らし
by kumaroba

偉大なる人

我が教室にはYさんというスター選手がいらっしゃる。

見目麗しい正真正銘のマダムなのだが、

如何せん故郷の星が地球では無いらしく、何かと生きて行くのに不自由を感じてらっしゃるようだ。



”明後日の国”からやって来たYさんには、だから様々な武勇伝がある。


どこからどう見てもその筋の、黒塗りのごっついベンツにプっとクラクションをならし、気がつけば黒づくめのお兄いさん方に囲まれていたり。


生まれて初めてのパラセイリングでブレーキを習う前に見切り発進をし、気づけば巨大タンカーに突っ込みそうになったり。


ガスで充満したオーブンに、なかなか火がつかないわね、と顔を突っ込んだ途端発火し、

まつ毛を毛根から焼き切ってしまったり・・・。



その日、お教室(Yさんがいらっしゃるのと別の日の)にいらした生徒様のお一人は

健康上の理由で免疫力をガンガン上げる必要があった。

免疫をあげるにはお笑いが断然の特効薬である。

ここはひとつ笑のおすそわけを、と

ろばみは、Yさんのエピソードをふたつみっつ皆様の前で披露した。

ほんの入り口のエピソードだったにも関わらず、その場におられた生徒様は皆、体をくの字に曲げて

笑ってらっしゃった。

笑いすぎて、泣いてらっしゃった


その姿を見たろばみのサービス精神に火がつき、ひとつ、もうひとつと、Yさんのエピソードを披露した。

生徒様方の笑は止まらない。

そして最早皆、顔は茹でガニのように真っ赤であり、笑すぎて苦しそうですらある。


Yさんのエピソードには極上のユーモアとペーソスが同居している。

Yさんから様々な話を聞くたび、地雷がいっぱい埋まった地面の上で、踊らなくてもいい踊りを必死で

よかれと思って踊りまくるYさんの姿を想像してしまう。

きっと故郷の星ではそれが正しいのに違いない。


これ以上笑ったら酸欠で死ぬ

というところまで笑い、最後に免疫をあげねばならないという生徒さまはおっしゃった。

お会いしたことは無いけれど、どうかYさんにありがとうとお伝えくださいと。


毎度マグナム級の笑を含んだエピソードを披露してくださるYさん。

皆をさんざ笑かした後で

もう無いよ。コレで終わりよ。

と、手をぶんぶん振り回しながらおっしゃるのだが

毎回新たなエピソードが披露されるので、鈍いろばみにもやっとこさ

もう無いよ

は、次回乞うご期待

の意味なのだと察しがついた。

だってそうとしか考えられない。


Yさん。

御自分のいないところで、こんなにも人様の役にたっていると御存じでしたか?

生きにくいかもしれませんが今しばらく

故郷の星には帰らないで頂きたい。

切に願うろばみである。


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by kumaroba | 2014-10-23 19:48 | 薬膳教室
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